タイヤについての小話


【タイヤのサイズ】
まず、↓の写真をご覧下さい♪(写真編集後、その軽いミスに気付くが、手遅れでありました・汗)
隙間、結構あるな…

赤線=タイヤ幅、緑線=高さ(扁平率)、黄線=リム径を表しています。タイヤサイズを知る事で、これらの部分の詳細を知る事が出来ます。では、タイヤのサイズが何処で分かるかと言うと、タイヤの側面(サイドウォール)に記載された数字で知る事が出来ます。例えば、AZ-3の純正サイズだと…
185/65R14と書いてあります。これが、タイヤサイズです。


【タイヤサイズで分かる事】
上記の185/65R14で説明したいと思います。

185=タイヤ幅@、65=高さ(扁平率)B、14=リム径Aとなります。

@↑の写真の赤線です。タイヤ幅(mm)が分かります。この場合、185mmとなります。
A↑の写真の緑線です。扁平率が分かります。この場合、65%となります。
B↑の写真の黄線です。リムの直径(インチ)が分かります。この場合、14インチです。

---<余談♪>---
*扁平率とは、タイヤの幅に対する高さの割合です。
*"タイヤ断面高さ(mm)÷タイヤ幅(mm)×100=扁平率(%)"で求めることが出来ます。
*また、タイヤの外径を知りたい場合は…幅×扁平率×2+15×25.4mmで算出できます。
*185/65R14だと…185×0.65×2+14×25.4=596.1mm…となります。
*別頁に記載しますが、インチアップする際はこの数字との誤差を、±3%以内に抑えるのが理想です。
*タイヤの外径に関して、もっと詳しく数字で知りたい方は、こちらをクリックしてください♪


【タイヤの機能】
大まかに、4つあるといわれています。
@車両の重量を支えること。
A走る&止まる力を地面に伝えること。
B路面からの衝撃を和らげること。
C走行する方向を維持&転換すること。

最近ではコレに加え、経済性・安全性・耐久性・居住性も求められています。


【空気圧について】
タイヤの空気圧は、自然と低下します。空気圧は、タイヤが冷えた状態で、エアゲージにより点検してください。何故冷えた状態でかというと…、タイヤ内の空気はクルマが走行する時に地面とタイヤの摩擦で 温められ、膨張するからです。ちなみに、自動車メーカー指定の空気圧は、車両のドア付近に記載してあります。ちなみに、AZ-3の空気圧(直4)は、『2.0bar(200kPa)』です。空気圧は、低くてもダメ、高くてもダメですので、必ずメーカー指定の空気圧になるようメンテが必要です。


【タイヤの残り溝について】
タイヤの使用限度は、残り溝1.6mmです。サイドウォールに『△』印が付いています。その場所で残り溝を目視にて確認出来ます。俗に言う、スリップサインが確認できる場所です。もし、この△印の延長上がツルツルだとすると、タイヤの寿命ですので、危険防止の為、お早めのタイヤ交換をオススメします。と言うより、スリップサインが出る前にタイヤ交換をすることをオススメします。また、スリップサインの出ているタイヤでは、車検を通過することは出来ませんのでご用心を…。


【タイヤローテーションについて】
車を乗っている限り、タイヤは消耗していきます。ただし、4輪同時且つ均等に減っていくわけでなく、場所により減り具合が異なります。それを極力均一化する為に、タイヤの位置を交換するのがタイヤローテーションです。通常は5000km毎に行うのが良いようです。

@タイヤの回転方向が決められている場合は、前後のタイヤを入れ換え。右前は右後ろへ、右後ろは右前へ…。
Aタイヤの回転方向が決められていない場合は、前輪を後輪に、後輪を対角線上の前輪に交換します。つまり、右前は右後ろへ、右後ろは左前へ…。


【余談】
余談ですが、エアゲージを持っていないカンリニンは、どうやって空気圧の管理をしているかというと、空気入れのある近所のセルフスタンドに行き、指定空気圧に設定してから空気を入れています。もし指定通りの空気圧であれば空気は入りませんし、低下していれば空気が入ってくれます。一石二鳥?w







inserted by FC2 system